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豪農の館ーコヤノ美術館西脇館ーの写真ブログ。コヤノ美術館HPへはプロフィールのHPアドレス若しくはリンクよりどうぞ。
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プロフィール
HN:
K
HP:
性別:
女性
自己紹介:
コヤノ美術館西脇館~豪農の館~
住所
〒677-0004 兵庫県西脇市市原町139番地(鍛冶屋線
市原駅記念館 隣り)

開館日
毎週土曜・日曜日。午前10時~午後5時(冬季は午後4時まで)

問い合わせ
TEL:(06)6358-4930 
(月曜~土曜 午前9時~午後6時まで)
mail:koyano@koyafron.co.jp
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窓の外

動けない
閉ざされた空間
考え事をしたい時
一人になりたい時
最適な空間
それでも
たまらない閉塞感

そっと窓を開けると、


あぁ外はなんて清々しいんだろうか



今回は明治のトイレからの風景です。
このブログ、なぜか「トイレ」で検索して見られてる方がやたらと多いのですが、そんなに「トイレ」記事多いでしょうか(笑)
トイレ。
伊達正宗はトイレで献立を考えたり(実際は小部屋?)、中国の禅寺の僧がトイレで悟りを開くなど、さまざまなトイレエピソードが伝えられていますが、あの、狭い空間で動けない状況、落ち着く上に、考え事にはもってこいですよね。

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来客用檜風呂

以前家族風呂の記事を書きましたが、今回は、来客用のお風呂です。
こちらも家族用同様大正時代につくられたもので、家族用お風呂の横にあります。

檜の優しい風合いのあるお風呂です。

下には銅版が引いてあり、五右衛門風呂式になっています。
右にあるのはシャワーです。

上を見上げると、湯気抜きがついています。

写真では見えませんが、ルーバー部分はガラスでできてます。

家族風呂もそうだったのですが、当時、タイル張りの風呂というのは、木やモルタルと比べて水性、耐久性に優れ、衛生的ということで、どんどん取り入れられました。しかし、どうやらタイルは賛否両論あるようで、谷崎潤一郎が『陰影礼讃』の中で、タイルのお風呂について、次のように書いています。

「偕楽園主人は浴槽や流しにタイルを張ることを嫌がって、お客用の風呂場を純然たる木造にしているが、経済や実用の点からは、タイルの方が方々優っていることは云うまでもない。たゞ、天井、柱、羽目板等に結構な日本材を使った場合、一部分をあのケバケバしいタイルにしては、いかにも全体との映りが悪い。出来たてのうちはまだいいが、追い追い年数が経って、板や柱に木目の味が出て来た時分、タイルばかりが白くつるつるに光っていられたら、それこそ木に竹を接いだようである」

ここのお風呂は、まさしく書かれているような白いタイルと木を使ったお風呂です。
私は素敵だと思いますが、ここに入られた当時の方々はどのような印象をうけたのでしょうか。
日本人にとってお風呂は、心身共にリフレッシュの場、浴室内の雰囲気も大切ですよね。
外国から文化や素材がどんどん入ってくる中で、自分たちとの文化や生活との折り合い地点を模索した時代の、試行錯誤が見て取れます。

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鶺鴒を探せ!

5/2のブログ「誕生!」にて、 巣立ちが楽しみと書きましたが、5/3には既に巣立っていました…。なんてことだ。


撮影は5月4日。
分かるでしょうか?
親と違ってまだ背中が灰色なので、背景に溶け込みすぎて、動かないと中々見つけられません。
前回の巣の中の写真では2羽居たのですが、現在1羽しか確認できていないです。

親鳥が見守る中、中庭で飛ぶ練習をしていますが、まだ2mくらいしか飛べません。


可愛いです。

来年もここで子育てしてくれたらうれしいな。

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誕生!

背黒鶺鴒」にて載せた巣に、雛が誕生していました。


暗いですが、2羽居るのが分るでしょうか…?

まんまるもこもこです。

抱卵期間は11-13日で、孵った雛は2週間程で巣立つそうな。
早いです。

巣立ちが楽しみです。


撮影:館長代理
撮影日:4/30




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背黒鶺鴒

あちらこちらで巣作りにはげむ鳥を見かけます。
コヤノ美術館西脇館でも・・・

中庭の灯篭の、火袋と言うのかな?火を灯す穴?から、先月末あたりから、草が飛び出していると思っていると、やはり、鳥が巣作りしていました。



セグロセキレイです。
可愛いです。
口には何やらエサのようなものを咥えていますが、よく見えません。

セグロセキレイは日本固有種だそうです。
よく見かけるので、世界どこでも居るのかと思っていました…。

まだ雛は居ないようですが、卵はもう産んでいるかも?
近寄って親鳥が返ってこなくなると怖いので、確認は出来ません。

それにしても、まさかこんなところで巣を作るとは思ってもみなかったので、驚きました。
少しほほえましい気持ちになります。

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水照

落ちてくる日
雲と雲との間から、瞬間的に差し込んで
照らされて揺れる水面がきらきらと



場所:塀の裏側の水路

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和洋折衷家族風呂

五右衛門風呂(長州風呂)。

鋳鉄の風呂釜に水を入れて、直火で焚いて入浴する。底はとにかく暑いので、踏板か下駄を履いて入る。背中ももたれると暑い。
「入るのは大変なんだよ~」と、おっしゃる方がちょくちょくいらっしゃいます。


館内の家族用の風呂です。



狭いながらも、床面は欧州を彷彿させ、壁には「ザ・日本の柄」とも言える井桁模様をあしらった、和洋折衷です。

大正時代はタイルが名実共に建材として広く認められ、浴室や洗面所などに使用されるようになりました。中でも、華やかな装飾タイルは非常にもてはやされ、輸入したほか、イギリスの装飾タイルを模した和製マジョリカタイル(多彩色レリーフ・タイル)は昭和10年頃まで製造されました。
マジョリカタイルは沢山の色で花や鳥、様々なものを描いた本当に華やかなタイル。

そんな中、この井桁模様。
ハイセンスです。

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