追加した展示品について。
着物の展示コーナーに、戦争柄の子供用の着物を数点追加致しました。

この着物は、軍馬・軍犬と、南方西航路について描かれています。
戦争柄は、明治期に大人用の襦袢や羽裏として出現し、大正期に入るとモスリンや木綿地の子供用の着物が作られるようになりました。
敗戦後、このような着物は軍国主義的なものとして扱われ、着る事が出来ず、また、殆どが襦袢や子供用の着物と言った汚れ、擦り切れ、痛みやすいモノであったので残りにくく、時代と共に忘れ去られていきましたが、当時は憧れや理想、喜びの表現であり、非常に好まれて着られていたようです。

鳩が咥えた風船が、日本・イタリア・ドイツ・スペイン・満州の国旗の柄になっています。
1939年、日独伊防共協定にスペインが参加した際に作られたものと思われます。
上記2点のような時事的な着物の他にも

可愛らしい子供たちと、プロペラ機や列車など子供が「カッコいい」と思うようなものが描かれた着物もあります。
きらびやかな打掛や振袖、節句の着物なども引き続き展示しておりますので、併せてどうぞ。
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