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豪農の館ーコヤノ美術館西脇館ーの写真ブログ。コヤノ美術館HPへはプロフィールのHPアドレス若しくはリンクよりどうぞ。
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プロフィール
HN:
K
HP:
性別:
女性
自己紹介:
コヤノ美術館西脇館~豪農の館~
住所
〒677-0004 兵庫県西脇市市原町139番地(鍛冶屋線
市原駅記念館 隣り)

開館日
毎週土曜・日曜日。午前10時~午後5時(冬季は午後4時まで)

問い合わせ
TEL:(06)6358-4930 
(月曜~土曜 午前9時~午後6時まで)
mail:koyano@koyafron.co.jp
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コヤノ美術館西脇館という古民家の修復・保存について

最近古民家再生や古民家リフォームなどがはやってますね。
コヤノ美術館 西脇館にいらっしゃるお客様の中にも「古民家を購入して、リフォームを検討していて…」なんて方がポロポロいらっしゃいます。
良いですね。古民家ならではの温かみを残しつつ、今の生活に合わせてリフォームする。過去と今とが重なって初めてできる素晴らしい家。話を聞いて勝手にホクホク心を温めている次第です。

そんな中、私が何度か聞かれるのが「新しい木で、どうやってこんなに古い雰囲気を出しているのでしょうか?」という事でした。

はい。コヤノ美術館 西脇館。古民家の割にきれいで明るい為、木など新しいものに取り換えていると思われている方がいらっしゃるようですが、「古い物をそのまま活用しているから古い雰囲気が出ているのです」としか答えようがございません。
復元古民家なども多いですし、混同してしまうのかな。
また、美術館という事で、館内大幅リフォームしていると思い込まれている方も中にはいらっしゃいました。

違うんです。

館長が「素晴らしい!」と感じ購入に踏み切ったこの家を、なんとかそのままの形で後世に残したいという思いから、当時のそのままの形を保存することを心掛け、修復工事を行いました。


例えば大正時代の廊下(2006年撮影)

中庭に木々が生い茂っていたのと、ガラス戸が土とコケやカビなどでドロドロだった為、日中でもとても暗い状態でした。
木に押し上げられ、軒はやられていましたが(写真では分かりません)内部はまぁ大丈夫そうという事で、すこーしだけ壁を補修したのと、床下の保全工事のみおこないました。
そして、コヤノが誇る「コヤフロン」の力を発揮し漆喰壁や木部、ガラスを現在の状態にしました(突然の自社製品宣伝)

(2018年撮影)

コヤフロンは、館長((株)コヤノの社長)が昭和59年に開発した製品で、テフロンと呼ばれる4フッ化フッ素を基礎としたコーティング剤です。常温で加工できるほか、塗膜を張らない為どんな場所でも施工出来、汚れを寄せ付けない力や、風化などから保護する働きがあります。
これだけ汚れたガラス、水洗いでは落ちません。洗剤を使えばガラス表面が傷みくすんでしましますが、コヤフロンで透明度抜群、当時のガラスの美しいゆらめきが際立っています。
木部も普通のアク洗いでは木の油分が減ってしまいますが、コヤフロンで生き生きしています。
また、汚れにくい為、開館10年経った今も最小限の手間で、気持ち良い状態でお客様をお迎えすることが出来ています。
コヤフロンがあったからこそ、この建物を極力昔のままの状態で修復し、保存し続けられていると自負しております。

こちらは蔵とその廊下(2007年撮影)

中庭の木を一部伐採すると、あられもない姿が見えてきました。真ん中はぽっかり崩れてしまっていますね。
床はほぼ腐って崩れ落ち、特に廊下はあちこち屋根に穴が開いている為残すことは難しい状態でした。

(2008年撮影)
廊下は無くすという話も出ましたが、復元しました。手前の壁の木など、腐っていなかった部分はそのまま活用しています。また、廊下の瓦は一新し、古い瓦は蔵の上の崩れた部分に当てました。
蔵本体は、崩れた部分の壁は作りましたが、他は昔のまま残しています。

建物はこの蔵を含め、建物・門・塀など全て国登録有形文化財に登録され、県指定景観形成重要建造物に指定されております。

かなりの労力と費用を費やしましたが、今となっては再現不可能な技術・材料をふんだんに使用し、見れば見るほど魅了される建物。この形で保存でき、いろんな方に見て頂ける事、本当によかったと思います。

因みにコヤフロン、三田市の心月院(三田藩主九鬼家の菩提寺。白洲次郎と白州正子の墓もある)や、白浜温泉にあるヨーロッパ調高級ホテル川久その他、電車や市役所、老人ホームから一般家庭まで幅広く使われ、愛されております。現場調査・見積・施工・定期メンテナンスと、職人が責任をもって維持管理に努めております。コヤフロンについてもお気軽にお問合せ下さい。(最後にしつこく宣伝)

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株式会社 コヤノ  
コヤノ美術館(本館・西脇館) 
大阪市都島区東野田町1-19-7
兵庫県西脇市市原町139
TEL:(06)6358-4930…会社
   (06)6358-7555…美術館
FAX:(06)6358-4967
mail:koyano@koyafron.co.jp
H P:http://www.koyafron.co.jp/
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