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豪農の館ーコヤノ美術館西脇館ーの写真ブログ。コヤノ美術館HPへはプロフィールのHPアドレス若しくはリンクよりどうぞ。
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プロフィール
HN:
K
HP:
性別:
女性
自己紹介:
コヤノ美術館西脇館~豪農の館~
住所
〒677-0004 兵庫県西脇市市原町139番地(鍛冶屋線
市原駅記念館 隣り)

開館日
毎週土曜・日曜日。午前10時~午後5時(冬季は午後4時まで)

問い合わせ
TEL:(06)6358-4930 
(月曜~土曜 午前9時~午後6時まで)
mail:koyano@koyafron.co.jp
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解放感

明治の洗面所の窓から見る主屋と前庭。



寒いうちは、視線が内へ内へ行きがちだったのですが、
少し暖かくなってきたので、ふとした時に外を眺める事が増えたように思います。

日本家屋でも、サッシや壁で遮られている最近の家では感じられない、
家と庭との一体感というか。
解放感というか。

そういった雰囲気が心地よくて。
ここ最近お気に入りの景色です。

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枝垂れ桜

裏庭に、昨年植えた枝垂れ桜。
先週3分咲程度だったので、今週は満開かと期待したところ…



大分散って既に葉桜でした。
むずかしい。
今年は特に、桜の時期が短かったですね。

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蒲公英畑

駐車場が、たんぽぽ畑になっていました。
うーん、心温かい気持ちになります。




金子みすゞの「星とたんぽぽ」という詩に下のようにあるのですが…

ちってすがれたたんぽぽの、
かわらのすきに、だァまって、
春のくるまでかくれてる、
つよいその根はめにみえぬ。
  みえぬけれどもあるんだよ、
  みえぬものでもあるんだよ。

本当に、ずっと隠れていたのがいっきに現れたようです。
じっと耐えて、耐えて、そして今日があるんですね。

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まさかの晴。

先週1週間、特に週末はじゃじゃ降りの雨予報だったのですが、土曜日は奇跡的な晴れの1日を過ごすことが出来ました。

コヤノ美術館前を流れる杉原川沿いは桜並木となっており、皆さんお花見を楽しまれていました。
川沿いの桜はちょうど満開を迎え、本当に見事でした。

今日の写真は川の方から撮影した美術館のノボリと市原駅記念館の電車。そして桜。

コヤノ美術館西脇館へいらっしゃる際は、この電車を目印にすると分かりやすいと思います。

今年の桜はもう終わりですかね。
風が吹くとハラハラと散り、美術館の前庭にも時々山の桜の花びらが舞い降りてきていました。
ちょうどいらっしゃっていたお客様も、「どこから花弁が?」と、その幻想的な風景に大変喜ばれていました。

自然というのは本当に、予測不能で思い通りにいかないけれど、だからこそ持ちえる美しさがありますね。

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琵琶床

昭和の客用離れの一角。
付書院と床の間、ちょうど中間の高さの一枚板で出来た正方形の台。
天井には網代が張られています。



この台を備えた床の間は「琵琶床」と呼ばれます。
名前の通り、琵琶を置くための空間で、コヤノ美術館でも琵琶を、そこに展示しております。
(たぶん薩摩琵琶?江戸か明治くらい?詳しく無いので分かりません…)

古くは武士が鎧を飾る為に設け、「鎧床」と呼ばれていたようですが、時代は変わるのです。
琵琶床のある部屋作りは、明治中頃から昭和初期にかけて、富豪たちの間で流行しました。贅沢な空間です。

この流行の火付け役となったのが、明治天皇。
元々、琵琶は上流貴族や武士の楽しむ楽器で、市民にはあまり親しみの無いものでした。奏でる音楽自体も、華やかな三味線の方が断然人気が高かったという事もあります。
それが、明治に入り、「天皇」という神聖な祖なる存在を教えられ、その天皇がとても薩摩琵琶を愛好していたことから、「私もやってみよう」と琵琶を習う人が急増し(と言ってもやはり高価なもの、裕福な人しか所持できなかったはず)、そして琵琶は、大切なものとして床の間へ飾られるようになったのでした。

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うめさく

前庭の梅が満開でした。


隣の灯篭を別の場所へ移動させたので、今年は写真が撮りやすいです(笑)
次の開館日までもつかな…?どうだろう。

梅が咲くと、他の花々も待ってましたと言わんばかりに芽をだし、花開き、庭を彩り、
その黄色やピンク、若草色といった春カラーに心躍ります。

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春告げ

少し暖かくなり、鶯の声もチラホラ聞こえ、春到来と喜んだのもつかの間、今週は雪風で寒い日を過ごしました。
奈良のお水取りも、もう間もなく終わりますので、来週からは暖かくなる…かな?

入口付近には梅と鶯をあしらった、かわいらしい瓦を飾っております。


梅と鶯は、歌に絵画に昔から好まれた組み合わせです。
別名、春告草と呼ばれる梅、春告鳥と呼ばれる鶯。
花鳥どちらも春を告げる存在として認識されており、この二つを合わせることでより一層春の喜びを表現しているのですね。

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