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豪農の館ーコヤノ美術館西脇館ーの写真ブログ。コヤノ美術館HPへはプロフィールのHPアドレス若しくはリンクよりどうぞ。
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プロフィール
HN:
K
HP:
性別:
女性
自己紹介:
コヤノ美術館西脇館~豪農の館~
住所
〒677-0004 兵庫県西脇市市原町139番地(鍛冶屋線
市原駅記念館 隣り)

開館日
毎週土曜・日曜日。午前10時~午後5時(冬季は午後4時まで)

問い合わせ
TEL:(06)6358-4930 
(月曜~土曜 午前9時~午後6時まで)
mail:koyano@koyafron.co.jp
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無題

夕暮れ時
洋間の窓や開いた扉から、石庭が見える。



洋と和、アカとアオ
相反するもの同士が上手く調和して、、、

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2014年展示「貯金箱と宝船」

西脇館の今年のメイン展示は「貯金箱と宝船」です。



今回のテーマについて、
「貯蓄好き」「貯蓄民族」と呼ばれることが多い日本人。しかし、欧米文化の吸収、景気低迷、活力不振が続いた中、今や日本の貯蓄率は主要国では最低水準と言われています。また、詐欺もとても増えましたよね。せっせと貯めた預貯金があの手この手であっと言う間に盗られてしまう。怖いです。

そんな今こそ「お金との付き合い方」を考えるべきであり、そしてその、「お金との付き合い方」の一端を握ってきた貯金箱を展示しようという事となりました。
最近はもう、貯金箱にお金を貯める方は少なくなったとは思いますが、中身の取り出せない貯金箱に小銭を入れてはカラカラと音をたてて振り、中の存在感を確かめながら「いくら貯まれば何を買おう、これだけ貯まればどこへ行こうと」と夢を膨らませた方も居らっしゃったことと思います。貯金箱は、人の夢をも貯めていたのですね。

1950年代後半ごろから、各銀行が景品としてこぞって作った銀行名入りの貯金箱を中心に、子供向けのキャラクター貯金箱から江戸時代の銭壷まで、様々展示しております。

そして、「人の夢」繋がりでもう一つ。宝船を展示することに致しました。
見た目のめでたさだけではなく、「1年良い事ありますように」と吉事を運び、凶事を流す、お宝を載せた夢いっぱいの宝船。楽しいような、幸せになれそうな、験を担いでみたり、ちょっとこじゃれた物まで様々。

ポスターにも使われている、この宝船が私のお気に入りの一枚。

今回は貯金箱も宝船も、にぎやかで楽しい展示です。

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親は子の息災を願う

あけましておめでとうございます(遅)

コヤノ美術館西脇館も展示入れ替え期間を終え、先日1月18日から開館しております。
(※開館日は土・日のみです)

日本の正月と言えば、羽付・凧あげ・独楽回し…?
期間展示として、現在羽子板と独楽の展示をおこなっております。


今年は午年なので、馬を持ったお姉さんの羽子板も飾ってみました。
「春駒」ですね。
300年近く昔の羽子板もあります。

「羽付」は室町時代貴族の遊びとしてはじまりました。
その後、遊戯だけではなく、魔よけの絵等が描かれた装飾的な羽子板も誕生します。
庶民は、お歳暮の品として送り合い、正月飾りとして使用するなどもしたようです。

江戸時代に入ると、役者の押絵がされた華やかな羽子板も登場し、庶民の間ではより一層人気を集めました。


遊戯の方も、羽子板でつく羽のついた黒い玉、あの玉は「無患子(むくろじ)」という大木の種から作られ、「子供が患わない」という意味が込められていたり、また、羽付をすることで、悪いものを「はね」のけるのだそうで。

また、当時、疫病を運ぶ害虫である蚊を食べるトンボが、大変愛されていたのですが。羽付のハネはトンボに似ていることから、「子が蚊に刺されて病気をしないおまじない」ともされたそうです。

担げる縁起はなんでも担ぎたいといった感じですね。

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来年のお知らせ(ナイトミュージアム写真有り)

も~ぅいーくつ寝ーるーと~♪

今年も残すところあと数日となりました。
コヤノ美術館西脇館の来年の展示は、「貯金箱と宝船展」です。
2014年1月18日~です。
詳しくは年明けに書きます。

そして、コヤノ美術館西脇館、初の試みにて大好評の「ナイトミュージアム」



いらっしゃったお客様に非常に喜んで頂き、嬉しい限りです。
ナイトミュージアムは後6回実施します。
日程 :平成26年 1/18、1/25、2/1、2/8、2/15、2/22




入館料は今までどおりそのままで、入館は完全予約制とさせて頂いております。
予約専用番号:090-1919-0481
詳細についても、こちらの電話にてお伝え致します。



定員に空きがある場合、当日16:00まで予約受け付けております。
定員:2名様~15名様



それでは皆様、良いお年を。

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巳年よ、さらば。

今年もあと僅かとなって参りました。
「巳年」ということで、コヤノ美術館ではこの1年間、ヘビコレクションの展示をおこなっていました。



置物から人形、壷、キーホルダー、タペストリーと、沢山のヘビを飾ったのですが、こんなにもあるのかと驚かれる中、可愛いやら気持ち悪いやら沢山の感想を頂きました。

展示は終わってしまいましたが、人気?が高かったものと、私の好きなものを数点ご紹介。

まずはこれ。
ヘビデザインの錠前です。

これぞ正しいヘビといったデザインだと思います。
あと、ヘビって行く手を阻むモノと言うか、「門番」ってイメージ(あくまでも私のイメージ)があるので、固く守ってくれそうな気がします。
口が開いているっていうのがまた、襲ってきそうで(笑)



次に、可愛さでは人気No.1だったのはこれ。

京都の清水焼の置物です。
家族みんなが人形師という人形師一家の1人、高橋千鶴子さんの作品です。
優しい色使いと、可愛らしい笑顔の白ヘビは、ほっこりした気持ちにさせてくれます。



気持ち悪さで評判高かったこのはこれ。

ぱっと見は何だかよく分からないけれど、よく見ると・・・ぎゃー!
16匹のヘビが絡み合ったデザインの壷です。
いったい何を入れるのに作ったor使われたのやら。
結構凄まじいデザインだと思います・・・。


私のお気に入りはこれ。

この、とぼけたと言おうか、ひょうきんなと言おうか・・・な、顔が堪りません。
可愛いです。


最後に番外編として・・・
展示はしてあるものの、こいつ、ヘビじゃないだろうと、1年間ずっと思ってたものを。

こいつがまた可愛いんですよね。
可愛いけれど・・・へびじゃないですよね。
なんだろう・・・。


来年度の展示もお楽しみに。

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鯉仙人

鯉の乗り心地って、どんななんだろう。



日本人で鯉に乗っているといえば金太郎ですが、この、鯉に乗っているのは中国・周の時代の仙人「琴高仙人」。
琴の名手であったことから付けられた名だそうです。
彼は故事人物画の画題として有名で、絵や彫刻など、様々な作品に登場してきます。
雪村周継や尾形光琳の絵や、日光東照宮陽明門の彫り物などが有名でしょうか。

コヤノ美術館西脇館にも、琴高仙人の香炉が二つ、飾ってあります。

琴高仙人は道家の始祖である涓子と長寿で有名な彭祖の道法を修練し、河北の冀州と涿郡の間を200年以上も遊歴。それでもって800年生きました。

どうでしょう、長寿の仙人といった顔立ちをしてるでしょうか・・・。

琴高仙人は鯉を乗りこなすと言われていますが、そう言われるようになったエピソードが1つ。
ある日、琴高仙人は川に入って龍の子を捕らえると言い、弟子たちに「心身を清めて岸辺で待て。祠を造れ」と約束しました。そして約束の日時になると、多くの人々が見守る中、赤い鯉にまたがった琴高仙人が水上に現れ、岸に上がると祠の上に座ったとか。
そして、一月ほど過ぎた後、彼はまた川に潜っていったとあります。


こちらの鯉は「龍の子」のイメージを強調してるんじゃないかと思うのですが。


キバも生えて、強そうです。

何者にも束縛されない自由奔放さ、長寿、龍の子、そして龍の子を捕らえる力・・・縁起が良い感じがします。



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年末年始休館のご案内

寒くなりましたね。
暗くなるのも早いので、12月からは開館時間が10:00~16:00の冬期仕様となります。


撮影場所:主屋玄関 入館受付ブース

そして、今年も残すところわずかとなってきました。
コヤノ美術館西脇館、今年度は12月15日までです。
以降、展示品入れ替え期間として、休館させて頂きます。
来年度は、1月18日からです。

今年のメイン展示「裁縫と抒情画展」
その他、「巳コレクション」や「オリンピック展示」、「70年安保のヘルメット」などなど、見逃したらもう見れません。まだの方はお早めに。

来年度の展示も、お楽しみに・・・!

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