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豪農の館ーコヤノ美術館西脇館ーの写真ブログ。コヤノ美術館HPへはプロフィールのHPアドレス若しくはリンクよりどうぞ。
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プロフィール
HN:
K
HP:
性別:
女性
自己紹介:
コヤノ美術館西脇館~豪農の館~
住所
〒677-0004 兵庫県西脇市市原町139番地(鍛冶屋線
市原駅記念館 隣り)

開館日
毎週土曜・日曜日。午前10時~午後5時(冬季は午後4時まで)

問い合わせ
TEL:(06)6358-4930 
(月曜~土曜 午前9時~午後6時まで)
mail:koyano@koyafron.co.jp
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葉見ず花見ず

今年も彼岸花の咲く時期がやってきました。
美術館までの道程でも、沢山真っ赤な彼岸花を見ることが出来ます。

庭にも、赤と白の彼岸花が点々と咲きはじめました。


白いものは、彼岸花とショウキズイセンの自然交配で誕生したそうな…。
怪しい雰囲気をかもし出している赤とはまた違った魅力がありますね。

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夏の終わり

痛いほどに暑かった日差しが
気がつけば和らいで
蒸すような熱気も
一雨ごとに冷やされて



草は成長をやめ
ミンミンと、カナカナと聞こえていた蝉の声はやみ
まだ聞こえはしないけど
そのうち秋虫たちがさざめきあって


夏が遠のいていく

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ケーブルテレビで放送されました

9月頭に、ケーブルテレビぐるぐる中四国・関西の「秋の行楽情報!JR加古川線のおでかけスポット」にて、コヤノ美術館西脇館放送されました。
リポータには熊谷奈美さん!
TVで見るのと同じ顔でした(当たり前だ)とてもかわいらしい方です。
熊谷さんと当館学芸員との対談形式だったのですが、学芸員、初の撮影に緊張して「何言ったか覚えてません」とのこと。
そんな事で大丈夫かと、一抹の不安。


8/8の撮影の様子

そして…実は私、その番組見てません…!うかっとしている間に放送されて、お客さんから「TV見たよ」との声を聞くと言う…なんたる失態。
きっと上手く編集して下さっているんだろうなと思ってます。





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【2016】★冬期限定★ナイトミュージアム【終了】

日の暮れる時間が早く感じる今日この頃。
今年もこの時期がやってまいりました。



★冬期限定!ナイトミュージアム★
12月~2月末までの土曜日、コヤノ美術館西脇館にて、ナイトミュージアムを開催します。
■開催日■
平成28年 12/3  12/10 12/17 
平成29年 1/14  1/21  1/28 
      2/4  2/11  2/18 2/25
入館料は今までどおりそのままで、入館は完全予約制とさせて頂いております。
ナイトミュージアム問合せ・予約専用番号:090-1919-0481

当日16:00まで予約受付しております。
定員:2名様~15名様
ツアー開始時間:18:00~
その他詳細はお電話にてご確認下さい。



1年の内この時期だけの、特別な時間。
予約者だけに、お見せ致します。

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花子とゆく番外編~夜のお散歩 第三夜~


いらっしゃい、花子よ。
今日は迎えに来てくれたの?
嬉しいわ。
さぁ、一緒に回りましょ。

今日は昭和の離れの探検よ。

…前回、明治の建物内を案内した時の事、覚えていらっしゃるかしら。
私、「修復した際に照明を付け替えているので、とても明るいわよ。」って言ったと思うのだけど。
どう?
ねぇ、どうかしら?
この建物は昔の電気をそのままつけているから、写りが違うでしょ?
これが昭和の明りよ。


2階に移るわね。
この建物の雪見障子は、真ん中で開くタイプになっているのよ。


うふふ、チラリが楽しくって、うっかり2カットも撮ってしまったわ。

この建物は東面と南面に大きな窓ガラスがあってね、キレイに映り込むから、なんだか不思議な感じがするわね。

大正時代の廊下も、大きなガラスが連なっているけれど、当時の窓は、1枚1枚小さいガラスを嵌め込んだものが多くて、1枚でこのサイズっては少ないわね。

さて、花子との夜の探検はこれでおしまい。

12月~2月の土曜日は、予約してくれた方だけ、特別に夜のコヤノ美術館が楽しめる「ナイトミュージアム」を開催するわよ。
予約は9月から開始するから、宜しくね。
予約については、9月になったらブログとHPでお伝えするわ。
私も待ってるわよ。

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花子とゆく番外編~夜のお散歩 第二夜~

こんにちは、私よ。花子よ。
迎えに来たの。

今日も一緒に夜のお散歩しましょ。

今日は明治の建物を少し歩きましょ。
っと、その前に。

ここが私の定位置よ。
いつもここで、いらっしゃった方々をお迎えしてるの。
可愛いわねって言ってもらえるの、本当に嬉しいわ。


この建物は修復した際に照明を付け替えているので、とても明るいわよ。
だから、本当に違和感無いわね。
縁側には照明が無いから、一寸先は闇状態だけど。

右手に写っている白壁のあたりは、御手洗いね。
夜中におといれに行きたくなったら、ちょっと怖いかも?

お庭にちょっとおりてみるわね。
冬になったら、ナイトミュージアムを開催しているのだけど、その時はお庭のライトアップもしていて、きっと喜んで頂けるわ。
だけど今は、真っ暗で何も見えないわね。
ちょっと灯りを と、思ったのだけど、

何も見えないのも怖いけれど、ほんのり見えるのも怖いのよね。
想像力が掻き立てられるというか。
チラリズムって、様々想像してしまう分心に残りやすいわよね。

夜は闇で視界を遮られる分、他の部分が敏感になると思うの。
蛙や、虫や、風の音が、昼間よりも鮮明に聞こえてきて来る気がするの。


それでは、花子との夜のお散歩はもう一夜あるから、また迎えに上がるわね。

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花子とゆく番外編~夜のお散歩 第一夜~

暑さも盛り、日が暮れて随分と時間の経った夜中になっても、じっとりとして重く暑苦しい空気は消えようとしない。
湿度の所為か、今夜はやけに、和室特有の木の臭いが鼻に付く。
中々寝付けないまま、時間だけが無為に過ぎてゆく。
先ほどまで聞こえていた虫たちの声も聞こえなくなり、「草木も眠る丑三つ時」とは、このことか、などと、ぼんやりと思った。
何度目かの寝返りをうった時、不意にカタンと無機質な音が、障子越しの廊下側から聞こえてきた。
風かなと思い、最初は気に留めなかったが、カタン、コトリ、カタン、コトリと、規則正しく響くその音は、次第に大きくなってくる。
その、まるで「なにか」が「歩いて」こちらに近づいてくるような音に、風ではないと察知する。
では、一体何なのか。
それを考えると、暑さで熱された身体がサッと冷えるような気持ちになった。
「なにか」が、すぐそばまで、近づいてきている…

僕はそのまま寝ていることに耐えきれず、布団から這い出ると、バンッと力いっぱい障子を開ける。
月明かりが差し込み、電気を付けなくても辺りの様子は良く見えた。
「何も、いない」
恐怖を打ち消すように、わざとらしく声に出してそう呟いた。
音も、もう、聞こえない。
「夢だった…?」
寝付けないと思っていたつもりが、いつの間にか寝ていたのだろうか。
そう考え直すと、ドキドキと早打つ心臓の音も、いかにも滑稽で、笑いが込み上げてきた。
安心すると、自分の喉がカラカラな事に気が付き、折角起き上がったので喉をうるおそうと、廊下に出ると、電気を付けないまま、慣れた足取りで見慣れた風景の中、冷蔵庫へ向かう。
視界の端に、決して見慣れぬはずのモノが映っていたにも関わらず。
ソレに気付かずに


こんにちは、花子よ。
今回は夜の美術館を案内するわね。

無駄に長い前フリはノリで書いただけで、内容に特に意味は無いわよ。
それから、私としてはものすごーく不本意なんだけど、私(市松人形)の写真が苦手な方は、そっとページを閉じてね。
因みに、夜は普通に涼しいわよ。

では、行きましょう。
ちゃんとついていらしてね。

私から離れると…危ないわよ。

今日は大正時代の洋館をうろうろしようかしら。

日中とはまた感じが変わるでしょ。
吹きガラス特有の「ゆらぎ」と、所々にある落ち着いた灯りとが、現代には無い独特の雰囲気をかもし出しているわ。
…意外とね、歩くと昼間より距離が長く感じるのよ。

応接間よ

この写真に私は写ってないわよ。探したら、見えるかもしれないけれど。

暗い中、少しの明かりに照らされて艶やかに光る建具に、時代を感じるわね。

…昔のスナックとか、店内を薄暗くして、年配のママも年若い美人に見えるなんて話、たまに聞くけど、どう?わたしキレイ?

ふふふ、言わなくても分かっているわ。明るいところの方が一層キレイに見えるって。

灯り一つだけって、一歩先は本当に闇なのよね。

何か見える気がしてもおかしくないわねって、本当に思うわ。

続きはまた今度。

因みに、冬になったら、「ナイトミュージアム」を開催しているわよ。

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