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豪農の館ーコヤノ美術館西脇館ーの写真ブログ。コヤノ美術館HPへはプロフィールのHPアドレス若しくはリンクよりどうぞ。
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プロフィール
HN:
K
HP:
性別:
女性
自己紹介:
コヤノ美術館西脇館~豪農の館~
住所
〒677-0004 兵庫県西脇市市原町139番地(鍛冶屋線
市原駅記念館 隣り)

開館日
毎週土曜・日曜日。午前10時~午後5時(冬季は午後4時まで)

問い合わせ
TEL:(06)6358-4930 
(月曜~土曜 午前9時~午後6時まで)
mail:koyano@koyafron.co.jp
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★期間限定展示★オリンピック特集【終了しました】

毎回、沸きに沸くオリンピック。


『週刊読売 臨時増刊11月3日号』 昭和39年11月3日 読売新聞社発行

今年は7月27日から8月12日までイギリスのロンドンで開催されました。
夏季オリンピックは1896年にアテネで始まり、世界大戦により中断しながらも、今年で30回目となります。

日本も金・銀・銅併せて38個のメダルを獲得しました。

ロンドンオリンピックは閉会式を迎えても、オリンピック熱はまだ冷めていないはず・・・!

と、いう訳で、8月19日~10月末まで、オリンピックの特集雑誌やシャツ、東京オリンピック時のバスタオル、幻の大阪オリンピック用の幟等の展示を行います。是非見に来てくださいね。



コヤノ美術館西脇館では、他にも、どなた様にも必ず1つは「見れて良かった」と思って頂きたいという気持ちから、様々な展示を行っています。

現在行っている展示については『コヤノ美術館西脇館 開催中の展覧会』より確認して下さい。

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青い口紅

女中部屋にて展示している襖絵。


これも元々この家にあったものです。
明治時代に描かれた物で、どなたかの絵を写したもののようです。
リバーシブルになっていて、裏は短冊や書が書かれています。(写真撮り忘れました)
物置に置かれていたので、どこに使われていたのか不明ですが、お客様や季節によって入れ替えたりしたのかなぁと・・・。

ところで、この絵に描かれた女性たちは、青い口紅を差しています。

実際は笹紅色と呼ばれていたようですが、江戸時代後期、非常に流行した化粧です。

昔の口紅は紅花から採られたもので、上質な紅は同じ重さの金と同価値と言われるほど、高価なものでした。
その、上質な紅。非常に純度の高い赤色の為、かえって赤色の光を吸収してしまい、青というか緑というか、そんな色に見えるそうな。

そんな訳で、「玉虫色に光る紅は上質な紅」と、紅屋が売り出したところ大流行。
流行の裏側には、色味的な御洒落だけではなく、ステータス的な意味合いもあったのかもしれません。

それにしても高価な紅を厚塗りして玉虫色に光らせる笹紅化粧、庶民には手が届きません。
そんな中庶民間にて考案されたのが、下地に黒い墨を塗って、その上から紅を差し、玉虫色っぽく見せるという方法。
女性の御洒落への執着というか、流行へしっかり乗ろうとする心意気が垣間見える気がします。

他にも鴨や唐子の描かれた襖絵を展示しております。
意外と細かく描き込まれているので、御来館の際は是非近くで見てみて下さい。

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藤井のお酒

コヤノ美術館西脇館は、「藤井家」という、この辺りの庄屋の新宅の家を修復したものですが、この家は庄屋としての仕事の他、酒造業や金融業等も携わっておりました。

その、お酒にまつわる話を、先日近所の方にちょこちょこっと聞いたので、ご紹介。

現在、台所にてこっそり展示してあるこの酒樽。

「三乃峰(ミツノミネ)」と書かれています。

この「三乃峰」。実は、この家で一番最初に造られたお酒だそうです。
その後、戦中には「春笑(ハルワライ)」、戦後には「織菊(オリギク)」と、3つのお酒を造ったそうです。


農地改革後は生活も苦しくなり、酒造の権利は現在の「藤井酒造店」に売却してしまったそうですが・・・

家に残されていた唯一の酒樽が、一番最初に造ったものというのも、中々に感慨深いというものです。

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★新展示★戦争モノ②

追加した展示品について。

着物の展示コーナーに、戦争柄の子供用の着物を数点追加致しました。


この着物は、軍馬・軍犬と、南方西航路について描かれています。

戦争柄は、明治期に大人用の襦袢や羽裏として出現し、大正期に入るとモスリンや木綿地の子供用の着物が作られるようになりました。
敗戦後、このような着物は軍国主義的なものとして扱われ、着る事が出来ず、また、殆どが襦袢や子供用の着物と言った汚れ、擦り切れ、痛みやすいモノであったので残りにくく、時代と共に忘れ去られていきましたが、当時は憧れや理想、喜びの表現であり、非常に好まれて着られていたようです。



鳩が咥えた風船が、日本・イタリア・ドイツ・スペイン・満州の国旗の柄になっています。
1939年、日独伊防共協定にスペインが参加した際に作られたものと思われます。

上記2点のような時事的な着物の他にも
   

可愛らしい子供たちと、プロペラ機や列車など子供が「カッコいい」と思うようなものが描かれた着物もあります。


きらびやかな打掛や振袖、節句の着物なども引き続き展示しておりますので、併せてどうぞ。

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★新展示★戦争モノ①

先月末より、展示品を増やしましたので、少し紹介。



まずは手前の茶碗や徳利。
いずれも「海軍」「神風特別攻撃隊」「零式戦闘機」「昭和拾九年」と、手書きで字が入ってます。
そして、戦闘機と旗の絵、おしりには九谷の銘が印判されています。

焼き物自体は、明らかに九谷焼ではないものが混じっているので、元々あった焼き物に対し、九谷で字入れをしたということでしょうか?
また、戦闘機について、「零式戦闘機」と字が入っているものの、絵をよく見ると、「九六式艦上戦闘機」、零戦の一つ前の型の戦闘機です。

館長曰く、戦後、沖縄から出てきたものらしいですが、なんとも謎が多いです。

奥に置いてあるのは清酒「凱旋」のビン。
その隣りは、「軍用樽」の印が入ったヱビスビール(未開封)。中身詰まってます。
戦時は家庭用・業務用・軍用の三種類に分けてビールを作っていたみたいです。

詳しくはコヤノ美術館西脇館にて!

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ラベルコレクション

現在、明治・大正時代のお酒と醤油のラベルの展示も行っています。


醤油のラベル

ビンについているラベルを見ても、私はあまりピンとこないのですが、こうやって並んでいるのを見ると、面白い。そして、思った以上に御洒落。知った名前があると、なんだか嬉しい。
中々に見入ってしまいます。

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平成24年ひなまつり展のご案内

まだ気が早いかと思ったのですが、先日問い合わせのお電話を頂いたので。

昨年度、大変ご好評頂いたひなまつり展、勿論今年も行います。

平成24年度、コヤノ美術館西脇館~豪農の館~のひなまつり展は、
3月3日(土)から4月29日(日)までです。
 ※コヤノ美術館西脇館の開館日は毎週土・日のみですので、お気を付け下さい。




展示している雛人形は、地域の皆様から公募したものです。
家に眠る雛人形を、コヤノ美術館西脇館に飾ってみませんか?
 ※但し、雛人形の搬入、搬出、飾り付け、片付けなどは、全て持ち主様にお願いしております。それが可能な方に限ります。


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