あけましておめでとうございます(遅)
コヤノ美術館西脇館も展示入れ替え期間を終え、先日1月18日から開館しております。
(※開館日は土・日のみです)
日本の正月と言えば、羽付・凧あげ・独楽回し…?
期間展示として、現在羽子板と独楽の展示をおこなっております。
今年は午年なので、馬を持ったお姉さんの羽子板も飾ってみました。
「春駒」ですね。
300年近く昔の羽子板もあります。
「羽付」は室町時代貴族の遊びとしてはじまりました。
その後、遊戯だけではなく、魔よけの絵等が描かれた装飾的な羽子板も誕生します。
庶民は、お歳暮の品として送り合い、正月飾りとして使用するなどもしたようです。
江戸時代に入ると、役者の押絵がされた華やかな羽子板も登場し、庶民の間ではより一層人気を集めました。
遊戯の方も、羽子板でつく羽のついた黒い玉、あの玉は「無患子(むくろじ)」という大木の種から作られ、「子供が患わない」という意味が込められていたり、また、羽付をすることで、悪いものを「はね」のけるのだそうで。
また、当時、疫病を運ぶ害虫である蚊を食べるトンボが、大変愛されていたのですが。羽付のハネはトンボに似ていることから、「子が蚊に刺されて病気をしないおまじない」ともされたそうです。
担げる縁起はなんでも担ぎたいといった感じですね。
[8回]
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