忍者ブログ
豪農の館ーコヤノ美術館西脇館ーの写真ブログ。コヤノ美術館HPへはプロフィールのHPアドレス若しくはリンクよりどうぞ。
カレンダー
03 2024/04 05
S M T W T F S
1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28 29 30
プロフィール
HN:
K
HP:
性別:
女性
自己紹介:
コヤノ美術館西脇館~豪農の館~
住所
〒677-0004 兵庫県西脇市市原町139番地(鍛冶屋線
市原駅記念館 隣り)

開館日
毎週土曜・日曜日。午前10時~午後5時(冬季は午後4時まで)

問い合わせ
TEL:(06)6358-4930 
(月曜~土曜 午前9時~午後6時まで)
mail:koyano@koyafron.co.jp
ブログ内検索
最新コメント
[01/04 ブロッサム]
[02/09 白い家具]
[08/01 興味津々丸]
[07/28 意匠創作のふたり]
[07/05 おにかま]
バーコード
カウンター
[22]  [21]  [20]  [19]  [18]  [17]  [16]  [15]  [14]  [13]  [12

[PR]

×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

芭蕉布

昭和の建物、階段をあがると、芭蕉布を使用した襖がある。





糸芭蕉の木から作られる芭蕉布は、沖縄県の伝統工芸の一つで、500年の歴史がある。一反の芭蕉布を作るのに約200本もの芭蕉が必要とされ、半年かけて作られる。


夏の季語でもある芭蕉布はよくウタにもなっている。


思想家であり、宗教哲学者であり、美学者でもある柳宗悦は『芭蕉布物語』(1943)にて「今時こんな美しい布はめったにないのです。いつ見てもこの布ばかりは本物です。その美しさの由来を訪ねると理の当然であって、どうしても美しくならざるを得ない事情にあるのだとさえ云えるのです。・・・現存する日本の織物の中で、最も秀でているものの一つが芭蕉布なのです。」と記している。


そのような芭蕉布を使用したこの襖は、涼しさの中に、家のあたたかみを感じさせる襖だと思う。


撮影場所:昭和の建物2階

拍手[1回]

PR

お名前
タイトル
文字色
URL
コメント
パスワード   Vodafone絵文字 i-mode絵文字 Ezweb絵文字
非公開コメント

忍者ブログ [PR]

graphics by アンの小箱 * designed by Anne