五右衛門風呂(長州風呂)。
鋳鉄の風呂釜に水を入れて、直火で焚いて入浴する。底はとにかく暑いので、踏板か下駄を履いて入る。背中ももたれると暑い。
「入るのは大変なんだよ~」と、おっしゃる方がちょくちょくいらっしゃいます。
館内の家族用の風呂です。
狭いながらも、床面は欧州を彷彿させ、壁には「ザ・日本の柄」とも言える井桁模様をあしらった、和洋折衷です。
大正時代はタイルが名実共に建材として広く認められ、浴室や洗面所などに使用されるようになりました。中でも、華やかな装飾タイルは非常にもてはやされ、輸入したほか、イギリスの装飾タイルを模した和製マジョリカタイル(多彩色レリーフ・タイル)は昭和10年頃まで製造されました。
マジョリカタイルは沢山の色で花や鳥、様々なものを描いた本当に華やかなタイル。
そんな中、この井桁模様。
ハイセンスです。
[7回]
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