大正から昭和の頃はどの家もお手洗いを出たあたり、軒先にふきんと共にぶら下げていた手洗い器。
自動手水器とか、吊り手水とも呼ばれていたり。
主流はブリキで出来たもので、下についたカランの棒の部分を上げると水が出てきます。
そんな光景があちこちで見られたのは昭和40年ごろまで。
上水道の普及により見られなくなりました。
今でもポリエチレン製のものがあり、外作業などする方には重宝されているのかな。
瀬戸物の吊り下げ式手洗器は意外と少なく、旅館やお屋敷などで使われていました。
真っ白で上品な手洗い器です。
[7回]
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