3月に入りましたね!
ぽかぽか陽気に春一番。春の訪れを感じます。
そして、3月と言えばひなまつり。
コヤノ美術館もひな祭り展をしているのですが、今回は、ずっと思っていることをちょろっと。
「お内裏様とお雛様~♪二人並んですまし顔~♪」
日本人なら誰でも知っている、ひな祭り系超メジャー曲「うれしいひなまつり」
この、お内裏様とお雛様とはもちろん、どの人形の事を指すか、皆さん分かりますよね。
しかし、雛人形の種類説明を見ると
親王である男雛、内親王である女雛の2体合わせて「内裏雛」と呼ぶとあります。
どっちもお内裏様だし、お雛様でもあるってことですよね。
うれしいひなまつり作詞者のサトウハチローは、男雛のみを「お内裏様」、女雛のみを「お雛様」と呼ぶのは誤りということで、後々まで気にしていたという事ですが…
それに、この「雛」という言葉。
小さいもの、大きいものを小さくする、といった意味があるのですが
そうなると、三人官女や五人囃子もお雛様なのでは…?
雛人形、と呼ぶと、全部含まれますが、「お雛様」と言うと内裏人形の女雛の方をイメージ
はてさて
雛飾りの話をする時に「この内裏雛の男雛は~」みたいな説明の方が良いのだろうかとか思いながら結局「お内裏様、お雛様」と呼ぶのでした。
元はどうであれ、現代の人のほとんどがどう認識しているか、が、大事かなと思います。
「犬も歩けば棒に当たる」も、当時と今とで意味は変わりましたし。
[8回]
http://kirakira.sugo-roku.com/%E5%86%99%E7%9C%9F/%E9%9B%9B%E4%BA%BA%E5%BD%A2%E3%80%81%E6%80%9D%E3%81%86%E4%BA%8B%E3%81%A4%E3%82%8C%E3%81%A5%E3%82%8C雛人形、思う事つれづれ