春になると、あちこちに咲く青い可憐な花。
確か、小学校の理科の教材の一番最初にこの名前が載っていて、真っ先に覚えたということもあり、思い入れのある花です。
その頃は何も考えずに「オオイヌノフグリ」「オオイヌノフグリ」と呼んでいましたが、この名前、「大犬の陰嚢(フグリ)」なんですよね…。
撮影場所:塀の外側の庭
オオイヌノフグリは1890年ごろに非意図的に渡来したのですが(最初に定着したのは1887年東京)、日本には在来の「イヌノフグリ」という花があり、これと同属であり花が似ていることから付けられた名前のようです。
因みに、イヌノフグリは果実が犬の陰嚢に似ていることから、つけられた名前です。
ネーミングセンスが凄すぎる・・・。
酷いと思った方々が居るのでしょう。「瑠璃唐草」や「天人唐草」、「星の瞳」と言った可愛い別名もついてます。
それにしても1890年頃とは、コヤノ美術館西脇館の母屋が棟上されたのと同じくらいの時期ですね。
なんだか愛着が沸いてきました。
[3回]
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