平成29年3月31日、コヤノ美術館西脇館が、「景観形成重要建造物」に指定されました。
これは、兵庫県の景観条例に基づき、歴史的な建築物や地域のシンボルとなっている建築物など、地域の景観形成に重要な役割を果たしている建造物や樹木が指定されます。
希少な材料、手間をかけた細かな造作
明治・大正・昭和と時代をまたぎ建てららえた特色ある建物群は歴史的な貴重性があり
山を背にし、周囲に広がる農村景観の中で、主屋の大屋根と東西に連なる塀は地域の中でもひときわ目を引く、地域のランドマークたるにふさわしい…
ということで、今回指定頂きました。
国登録有形文化財に全館登録されたこともそうですが、
忘れられ、崩れる寸前まで来ていたこの素晴らしい建物が、失われるには忍びないと、修復、保持、公開してきましたが、国や県にこうやって評価され、認めていただいて、やはり残すべき建物だったのだと、良かったなと再確認している次第です。
また、指定されることで、より多くの方に知って頂き、この建物を通して先人の持っていた文化や技術、感性、心に少しでも触れていただければ幸いです。
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