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豪農の館ーコヤノ美術館西脇館ーの写真ブログ。コヤノ美術館HPへはプロフィールのHPアドレス若しくはリンクよりどうぞ。
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プロフィール
HN:
K
HP:
性別:
女性
自己紹介:
コヤノ美術館西脇館~豪農の館~
住所
〒677-0004 兵庫県西脇市市原町139番地(鍛冶屋線
市原駅記念館 隣り)

開館日
毎週土曜・日曜日。午前10時~午後5時(冬季は午後4時まで)

問い合わせ
TEL:(06)6358-4930 
(月曜~土曜 午前9時~午後6時まで)
mail:koyano@koyafron.co.jp
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アジサイ

今年もしっかり咲きました。あじさい。
夏を終えると暑さにやられてシオシオになっており、毎年ひやひやしておるのですが、花を見ると、なんだかほっとします。



あじさいは、現存する最古の歌集「万葉集」(759年)には、「味狭藍」、「安治佐為」などと記されています。
昔の言葉で「あづ」もしくは「あぢ」とは集まる様を意味し、「さヰ」とは「真藍(さあい)」もしくは「さ(接頭語)藍」と考えられることから、「あじさい」とは「あぢさヰ」、青い花が集まって咲いている様から名づけられた名前ではないかと考えられています。

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快晴

8日の日曜日は、久しぶりに綺麗な青空を見る事が出来ました。

とは言っても、ずっと曇り空で、青色が見え始めたのは3時を過ぎた頃からですが。
スカッと晴れた空を見ると、気持ちもパッと晴れて気分がいいです。
そして、どこかへ出かけたくなりますね。



本日の天気予報では、今週は夏日が続くとのことでしたが、梅雨はまだまだ明けそうにないみたいです。

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頭隠して尻隠さず

今年も睡蓮がきれいに咲きました。
その、睡蓮の葉の下を、緋色がちょこまか動き回ります。


撮影場所:前庭

ヒブナさん。
隠れているつもりでしょうか。
丸見えですよ。

池の修復が一応終了したので、こちらでもヒブナを飼いはじめました。
サギにイタチにヤゴなど、天敵も多いのですが、元気に育って欲しいです。

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大正の窓

大正時代に建てられた洋館の窓は、当時流行の上げ下げ窓。


撮影場所:応接室脇の坪庭

明治とも昭和とも違う、大正独特の雰囲気。

覗けば違う世界が広がっているような、そんな気持ちにさせてくれる。

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波打つガラス

コヤノ美術館西脇館の中間部分に当たる、大正時代に建てられた洋館の廊下



この廊下の窓は、全て吹きガラスです。
写真に写ったガラスを見ても、分かりにくいかも知れませんが、床にははっきりとゆらめき波打つ筋が写りこんでいます。

現代の透き通るようなガラスもいいですが、昔のやや歪なガラスを通して見る景色も、味と深みがあると思います。

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青い口紅

女中部屋にて展示している襖絵。


これも元々この家にあったものです。
明治時代に描かれた物で、どなたかの絵を写したもののようです。
リバーシブルになっていて、裏は短冊や書が書かれています。(写真撮り忘れました)
物置に置かれていたので、どこに使われていたのか不明ですが、お客様や季節によって入れ替えたりしたのかなぁと・・・。

ところで、この絵に描かれた女性たちは、青い口紅を差しています。

実際は笹紅色と呼ばれていたようですが、江戸時代後期、非常に流行した化粧です。

昔の口紅は紅花から採られたもので、上質な紅は同じ重さの金と同価値と言われるほど、高価なものでした。
その、上質な紅。非常に純度の高い赤色の為、かえって赤色の光を吸収してしまい、青というか緑というか、そんな色に見えるそうな。

そんな訳で、「玉虫色に光る紅は上質な紅」と、紅屋が売り出したところ大流行。
流行の裏側には、色味的な御洒落だけではなく、ステータス的な意味合いもあったのかもしれません。

それにしても高価な紅を厚塗りして玉虫色に光らせる笹紅化粧、庶民には手が届きません。
そんな中庶民間にて考案されたのが、下地に黒い墨を塗って、その上から紅を差し、玉虫色っぽく見せるという方法。
女性の御洒落への執着というか、流行へしっかり乗ろうとする心意気が垣間見える気がします。

他にも鴨や唐子の描かれた襖絵を展示しております。
意外と細かく描き込まれているので、御来館の際は是非近くで見てみて下さい。

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客間からの風景

直接流れ込んでくる光と、障子で和らげられた光、そして襖で遮られる光。

開かれた障子の外には、光を燦燦と受けた緑が、輝いている。


撮影場所:母屋の客間

静の中に居て、「光」の気配と、庭で青々と茂る草木の「動」を感じて

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